渉外登記とは
渉外登記とは、その手続きや取り引きに外国籍の方が入っている場合に発生する外国籍の方向けの登記手続きです。もっとわかりやすい言い方をすると、外国籍の方が日本の不動産を購入する場合や日本の会社の役員に就任する場合、そして、相続人である外国籍の相続財産(主に建物、土地)が日本にある場合などに必要な、外国籍の方たち登記手続き全般を指します。
渉外登記は大きく下記の
- 不動産取引に必要な「渉外不動産登記」
- 会社法関係の「渉外商業登記」
- 相続に関連して起きる「渉外相続登記」
の3種類に分類されます。
また、相続手続きなどでは外国の法律家などと連絡を取り合って、お客様の戸籍のかわりになるような書類(宣誓供述書)などを取得したりする登記手続きに必要な書類の収集や外国の大使館との交渉なども、その仕事に含まれます。
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