原野商法の場所特定サービス

原野商法とは、悪質な不動産販売業者が、北海道の山奥の原野のような無価値に等しい土地を、「近く北海道に新幹線が通って地価が確実に値上がりする」などと偽って、言葉巧みに高額で売りつけるというタイプの悪徳商法です。

購入代金は、そんなに高額ではないし(例えば1坪当たり3000円とかで、総額でも100万円から200万円程度)、北海道のような遠方ですので、買う前に現地を見に行かずにお金だけ払う例が多いという特徴もあります。

こうして騙されてお金を払うのです。ところが、実際には新幹線は通らないし、現地へ行くのも困難な山奥でその土地がどこの部分かを特定することもできないことに後になって気がつきます。

最近は北海道ではなく、三重県の名張でも、電気も水道もないので住むこともできない土地を宅地と言って売りつけるケースもあります(欠陥造成地)。
ほかにも栃木県の那須等、全国各地の別荘地付近等で原野商法が行われています

原野商法の土地を探索サービス

北海道でのリゾート地で司法書士法人を開業しておりますと時々、原野商法に関しての相談を受けることがあります。

その内容というのが、「購入した原野が存在するかどうか」、「購入した原野を実際に探して欲しい」という相談です。

当事務所では、購入した原野を探索するサービスを行っております。

公図・住宅地図を元に場所を割り出し、現地の写真撮影及び地図の作成を行います。
(測量は行いませんので、厳密な場所ではありません。)

【費用】
基本料金        30,000円
(当該場所の写真撮影、地図作成料金を含みます。)
熊出没地域    40,000円
※熊出没地域:倶知安町字大和・高見・扶桑・緑・出雲・寒別、蘭越町字吉国・湯里・旭台 等

※当事務所のサービスは、原野商法の反社会的行為に加担するものではありません。純粋にお客様が購入された土地を実在するかを探索するサービスです。